SNS、疲れていませんか?
最近、SNSを見ていると、なんだか心がザワザワすることが増えてきました。
キラキラした投稿や、楽しそうな日常の写真、順調そうな仕事報告――。見ているだけのはずなのに、気づくと「なんで自分は…」と落ち込んでしまって。
最初は楽しかったはずなのに、いつからか比べてばかり。
誰かとつながっているはずなのに、孤独を感じるようになっていきました。
そんな感情に疲れて、「もう比べるの、やめよう」と決めました。
今回は、SNSにちょっと疲れてしまった私が、「自分なりに見つけた、SNSとの付き合い方」についてお話しします。
比較しちゃう…SNSがつらかった具体的なシーン
私がSNSを見ていて、いちばんしんどかったのは、「無意識に他人と比べてしまう自分」に気づいたときでした。
たとえば、フォロワー数が多い人を見ては、「すごいなぁ、でも私は…」って落ち込んだり。
仕事や趣味が順調そうな人の投稿に、素直に「いいね」ができなかったり。
友達が楽しそうに旅行しているのを見て、「私は何もしてないな」って焦ったこともあります。
中には、何気なく投稿された幸せそうな写真を見るだけで、なぜか泣きたくなった日もありました。
それに、自分が投稿した内容に「いいね」が少なかったり、反応が薄かったりすると、
「こんなこと書かなきゃよかったかな…」と消したくなったりもして。
別に誰かが悪いわけじゃない。
でも、見れば見るほど「自分が足りない」と感じてしまう。
そんなふうに、SNSが私にとって「自信をなくす場所」になってしまっていました。
「もう比較しない」と決めてからやっていること
ある時ふと、「なんでSNSを見て疲れてるんだろう?」って立ち止まって考えてみました。
そして気づいたんです。SNSって、自分にとって『見るもの』『比べるもの』になっていたなって。
そこから少しずつ、SNSとの距離を変えてみることにしました。
フォローする人を見直した
まず始めたのは、見るだけで落ち込むようなアカウントをミュート or フォロー解除すること。
リアルな知り合いでも、「今の自分にとってしんどいな」と思うなら、ミュートにしてもOKだと割り切りました。
代わりに、動物のアカウントとか、風景写真とか、見ていて心がゆるむものを増やしました。
SNSを見る時間を減らした
1日中なんとなくSNSを開いていたけど、今は朝と夜だけ、と時間を決めるようにしています。
「暇だからSNS」じゃなくて、「ちょっとだけ見る時間」と思うだけで、心がラクになりました。
投稿には「共感されたい」より「記録したい」の気持ちを大事に
前は“誰かに見てもらう”ために投稿してたけど、今は「これは自分の記録」と思って投稿しています。
反応があってもなくても、別にどっちでもいいやって思えるようになって、気持ちが軽くなりました。
こうやって少しずつ「距離感」を調整していったら、不思議とSNSを見ても落ち込まなくなってきました。
今では、前ほど他人と自分を比べることも減った気がします。
それでも疲れた時は
どれだけ付き合い方を工夫しても、
「なんだか今日はSNSを見る気になれないな」って日、ありますよね。
そんな時、私は無理に頑張らないことにしています。
アプリを一時的に消すのもアリ
「つい開いちゃう」なら、思い切ってアプリごと削除。
アプリを削除するだけならアカウントは残存します。
また使いたくなったら入れ直せばいいだけ。
自分を守るために必要であれば、アプリを一時的に消してみるのも良いと思います。
スマホを置いて五感を取り戻す
疲れてる時って、画面ばかり見ていて感覚が鈍っている気がします。
そんな時は、お茶をゆっくり飲む/音楽を聴く/外の空気を吸うだけでもリセットになります。
また、よくいわれている「寝る前にはスマートフォンをみない」「寝室にスマホを持ち込まない」という術は、
わたしが読んだ書籍(↓参照)にも書いていましたが、
「スマホの電源が入っているだけで、脳は完全にはオフにならない」ので、質のいい睡眠のために試してみることをおすすめします!
「何もしない時間」を許す
SNSを見ないと「置いていかれてる」気がして不安になることもあるけど、
何もしない時間って、ちゃんと自分を整えるための大事な時間なんですよね。
SNSは便利ですが、心が疲れたときは、ちょっと離れても大丈夫。
「逃げてもいい」って、自分に許可を出せるようになると、気持ちもふっと軽くなります。
SNSに振り回されなくて大丈夫
SNSとは本来、気軽につながれたり、元気をもらえたりする便利なツール。
でも、時には心にチクチク刺さってくることもありますよね。
「比べたくないのに比べてしまう」
「何もできてない自分がダメな気がする」
そんなふうに感じてしまう日があるのは、ぜんぜんおかしいことじゃありません。
わたしは、「それでも、私には私のペースがある」と思えるようになってから、SNSとの距離感がうんと楽になりました。
無理して頑張らなくて大丈夫。
比べなくていい。
疲れたら、そっと離れてもいいんです。
当たり前のことしか書いていないかもしれませんが、
この記事が、同じようにSNSにちょっと疲れてしまったあなたの心を、
少しでも軽くできていたらうれしいです。
まとめ
- SNSで疲れるのは、誰にでもあること
- 比較してしまう自分を責めないでOK
- フォロー整理・時間制限・「記録」視点の投稿がおすすめ
- 疲れたらアプリを消してもいいし、何もしない時間も大切
自分の中に取り入れる情報を整理しながら、ほどよくSNSを楽しめたらなによりです!